長野県上松町にある上松宿は木曽の木材で栄えた町で、森林鉄道で山から木を運び木曽川を利用して海まで流す集積地で、今も貯木場にはたくさんのヒノキが積まれている。
木曽山中の赤沢美林は森林浴発祥の地で、ヒノキの森の散策や森林鉄道に乗車して観光できる。
上松駅に保存される森林鉄道
木曽のヒノキは尾張藩の重要な産物で、上松に材木奉行を置き、尾張までの道中には何か所もの白木番所を設置、「木一本に首一つ」と恐れられるほどの厳しい管理を行った。
街並みは大半が火事で焼失しているが、上町の一部に宿場らしい雰囲気が残る.
一里塚跡
宿を出ると名勝「寝覚ノ床」があるので訪れたい。
上松宿から先は、木曽山脈と中央アルプスに囲まれた狭い谷筋にある木曽川に沿って国道を進むことになる。
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